私は千里救命救急センターで16年間、市立豊中病院救急科で6年間、ここ北摂地域で長らく救急医療に従事してきました。救急科は内科疾患、外科疾患、外傷など専門科目にかかわらず、24時間、急変した患者さんの救命のために迅速に対応しなくてはならない科です。
千里救命救急センターでは、初期診療、ドクターカー活動だけでなく、手術、集中治療から病状が安定するまで一貫した治療を行い、大阪大学附属病院や国立循環器病センターなどと協力、連携しながら北摂地域の住民の救命の為に努力してきました。
市立豊中病院では、各専門診療科の医師と連携をとり、軽症から重症まで幅広い患者さんの診療を行ってきました。また将来の医療の担い手である研修医の教育にも力を注いできました。
今後はこの経験を生かし、症状の中に隠れている重症のサインを見逃さない、地元のみなさまが安心して来院して頂ける「かかりつけ医」を目指したいと考えております。数多く幅広い診療にあたってきた経験の上に立ち、適切に高度医療機関の専門医と連携をとり、みなさまの健康管理、予防教育を行ってまいります。そしてこのことが、私の従事してきた救急医療の一助になると信じて、精一杯努力してまいります。
今まで一人一人優しく真摯に対応することをモットーに、日々の診療を行ってまいりました。これからもこのモットーのもと、スタッフ一同、精一杯努力していきたいと思っております。なにとぞよろしくお願い申し上げます。
医療法人末嗣会 あかし内科外科クリニック 院長 明石浩嗣
平成2年 | 自治医科大学医学部 卒業 大阪府立病院(現 大阪府立急性期・総合医療センター) 初期臨床研修 |
平成4年 | 大阪府立千里救命救急センター |
平成18年 | 大阪府済生会千里病院 千里救命救急センター(名称変更) 大阪府済生会千里病院 千里救命救急センター 救急部長 大阪府済生会千里病院 感染管理室室長 |
平成22年 | 市立豊中病院 救急科 市立豊中病院 救急科 部長 |
平成28年 | あかし内科外科クリニック 開業 |